井上道義(指揮)が語るショスタコーヴィチの本質「彼は作品に『心の自由』『愛の自由』を忍ばせたのです。命をかけて!」


井上道義が2019年10月のNHK交響楽団第1921回Aプログラムで、約3年ぶりに定期公演の指揮台に戻ってくる。メインは前回も好評だったショスタコーヴィチの交響曲から、今回は《第11番》。梅雨の高温多湿の昼下がり、東京都内の自宅で、N響との共演、ショスタコーヴィチに寄せる思い、さらには人生観まで、「今」をたっぷり語った。

――「ショスタコーヴィチは僕自身だ!」と言い切るほど、傾倒する理由は何ですか?

それは自分には絶対にできない生き方を作曲家としてつらぬいた同時代の人で、憧れの対象ですから。「一生をあのように思うままに生きることができたら!」と感情移入してしまうのです。

今の日本でも「空気を読め」「言ってはいけない」「忖度しろ」などなど、心の自由は危機にさらされています。児童虐待、家庭内暴力その他、環境がどんなに崩れていたとしても一人一人の心の自由だけは誰でも持てる!なかなか複雑な家庭に育った僕は、ショスタコーヴィチの指揮を通じ、人にとって最も大切なのは自由な心だと表現しています。逆に言えば、僕にはそれができるから、ショスタコ……(中略)…… スタコーヴィチ:交響曲 第11番 ト短調 Op.103「1905年」■演奏会問い合わせ先: N響ガイド TEL:03-5793-8161■公式サイト:http://www.nhkso.or.jp/ 記事の全文を読む⇒(SPICE)



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