常磐道のあおり運転に警察当局が厳しい姿勢「あらゆる法令を駆使」

 茨城県の常磐道で、男が20代男性の運転する車をあおった上、車を止めて男性を殴ったとされる事件。

 男は、海外メーカー「BMW」の白い乗用車を借り受けたディーラーに「買うつもり」などと伝え、返却の先延ばしを続けていたとみられる。約20日間にわたって乗用車を乗り回し、茨城県のほか、愛知県や静岡県でもあおり運転を繰り返していた疑いも持たれている。警察庁は、執拗(しつよう)なつきまとい行為のあおり運転について、法令の駆使による厳正な取り締まり姿勢を示しており、各県警は連携し、一連の悪質行為の全容解明を進める。

 横浜市神奈川区のディーラーから、3日間の予定で修理の代車としてBMWのSUVタイプの試乗車が借りられたのは7月21日だった。ただ、約束は守られず、借り主の男はディーラー側からの返却要請に「気に入ったので買うつもり」「仕事の都合で返却に時間がかかる」などと応じなかった。

 その後、男との連絡は取れなくなり、ディーラー側が弁護士と法的措置を検討。その矢先に常磐道でのあおり運転、20代男性が殴りつけられる事件が起きた。

 乗用車は事件翌……(中略)…… 方針を示した。

 警察庁は平成30年にあおり運転の摘発強化を全国の警察に通達。悪質なつきまとい行為には暴行容疑も適用しており、同年の道交法違反(車間距離保持義務違反)での摘発件数は前年の約1・8倍、約1万3千件となり、今年上半期で約6800件に上っている。

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